平成18年1月3日(火)〜5日 (木)

杭州・上海



 1月3日(火) 杭州へ

 関空から杭州へ、約2時間半で杭州空港へ到着。空は周囲の淡水湖・水郷地帯からの水蒸気で、霧が立ち込めたような、杭州独特の空模様とか。1年のうち1/3が晴れで、2/3は曇りか雨との説明。
 今回の旅行では、杭州をはじめどこへいっても観光化がすすんでいることに驚きを覚える。上海万博をひかえての国策なのだろうか。中国の人々の生活感を味わえるような風景もあまりなく、古都・杭州のイメージを期待していたのですが、それほど趣のある旅行ではありませんでした。
 しかし、上海の聞きしに勝る発展振りには、目を見張るものがありました。


眼下に見える淡路島


杭州・西湖の町並み


六和塔


銭とう江

 六和塔は北宋時代の建造物。前に銭とう江が流れる。向こうに見えるのは銭とう大橋。ガイドさんの説明もどこかおざなり。歴史的な説明がほしいところだが、その方面の知識はないようである。


六和塔

 
蝋梅は中国が原産

 六和塔

蘇軾がこの地の長官であったときに造った堰堤

 西湖は、高校の時の古文の教科書に芭蕉の「奥の細道」が載っていて、そこで「松島」の風景を「洞庭・西湖に恥じず」としていたことを思い出す。昔からの景勝地なんですね。


 
西湖遊覧


西湖遊覧
 


西湖遊覧


宋城

 西湖遊覧のあと、夜は宋城へ。宋城は、昔の宋朝の時代の杭州を再現した「時代村」のようなもの。中国版「京都太秦村」とでもいえようか。これはこれで勉強になったが、でも、我が敬愛する歴史の本場・中国がこんなことではどこかさびしいな。おまけに大劇場があり、そこで宝塚ばりのレビューをしている、これもこれで大迫力の見事のものであったが、しかし何か違うな、ウーン・・・。
 


池の噴水に映像を映す

  


宋城の中

 
宋城の中


宋城の中


宋城の中でレビュー

 
宋城の中でレビュー


宋城の中でレビュー

宋城の中でレビュー

 ホテルは五つ星なのだが、バスタブが浅くて身体を極力伸ばしてつかっても、胸と腹の部分がお湯の上にでている状態に。まあいいか、この大雑把こそが中国。

 

1月4日(水) 杭州から上海へ

 北京から杭州を結ぶ大運河1500kmの南の端・烏鎮。クリークがはしる水郷の町。この足で、中国史の大舞台・大運河の南端に立てたことに感慨もひとしお。


烏鎮

烏鎮


烏鎮

烏鎮

 「福」字が逆になっているのは、「福」が入ってくるという意味を込めた、向こうの風習だそうです。「光栄の家」の掲示は兵士を出している家とのこと。


烏鎮・運河沿いの街路

烏鎮

 烏鎮から上海へ

 上海はまさに大都会そのもの。高速道路ぞいには、高層ビルが林立、しかも建築中のビルの多いこと。はしる車はアウディやベンツなど高級車が多い。まさに、「21世紀は中国の世紀」との感を深くする。中国の将来の姿はどういう形になるんでしょうね。10年後の中国、20年後の中国・・・。
 上海人はほとんどがオフイス関係の仕事に従事し、肉体労働者やサービスの仕事をしている人は、内陸部からやってきている人とのこと。貧富の差が拡大しているんでしょうね。

 それにしても雨と風と寒さが風邪気味の身体にこたえる。観光もそこそこに南京路のデパートに入る。マクドナルドでコーヒーを飲み、コンビニをさがしてのど飴を買う。

 
烏鎮

 
上海・雨雲のかかるテレビ塔


上海

 
上海・外灘(バンド)


上海・マクドナルド

マクドナルドでコーヒー

 豫園商城。雨にもかかわらず、観光客や地元の人でごった返す。客が列をなしている店の前を通る。美味くて有名な小籠包を売る店とのこと。ツアーなので残念ながら並ぶ時間なし。

 日本の観光客だとわかると、物売りが寄ってくる。団体で一角に立っていると、必ず「ローレックス、ローレックス」と声をかけてくる。特に男性には、断っても断ってもしつこく声をかけてくる。しかし、不思議と私には声をかけないのである。えー、どうして私はパスなの?

 多分、髭を剃っていなかったことや、風邪気味で目に生気がなく、疲れた顔で、とても金を持っているようには見えなかったんでしょうね。複雑な心境・・。


上海・南京路、工事中のビルの「竹骨?」

上海・豫園商城


豫園

豫園

 豫園は茶で財を成した400年前の大富豪がつくった庭園とのこと。ガイドさんの説明は、まことに大雑把です。屋根の上をさして、三国志の人物が飾られていると説明をする。こちらが誰ですかと尋ねると、「三国志の人物」としか答えない。他の団体のガイドさんの案内を傍らで聞いて、それが関羽と張飛の二人であると知る。まあいいか、これも中国。


豫園

豫園

 

 


豫園・花石綱の石の掲示あり

 
今回のツアーの方々

 夜の食事には「上海蟹」がでる。ただし、一人一匹だけ。これが、あの名前でしか聞いていなかった、例のあれか、と思いながら、おもむろに食べる。蟹の前足をはずし、甲羅のふたを開け・・・。でも手間隙がかかって、そもそも蟹自体がいらちの性質の私のは向いていないのでしょう。
 食事後、上海雑技団を見に「上海商城」へ。バスを降りると、吹き付ける風と雨、寒さ、風邪を引いて最悪のコンディションの身体にゾクッと悪寒が走る。それでも遊びにいくとは、われながらよくやる。


上海蟹

 
上海雑技団

 上海雑技団ははじめて観ます。まあー、見事の一言。それも、一見して子どもとわかるぐらいの子が混じっている。圧巻は、4台のオートバイが鉄枠ゲージの中を上下左右斜めに駆け回る演技。度肝を抜かれるというのは、このことです。


上海雑技団

上海雑技団


上海雑技団

 1月5日(木) 上海から関空へ

 昨夜は暑い風呂に入り、部屋の暖房をきかしてベッドイン。寝ている間に汗をかいて、体調は回復トレンドに向かう。

 さすが中国がもう一つ ― 昨夜ホテルに入り、カードキーをもらって部屋へいき、カードを差し込むもドアは全く反応なし。何回やっても同じこと。フロントにいって開かないというと、コンピュータにカード差し込んで入力のし直し作業。これで無事ドアが開くことに。翌朝、他の方に聞いてみると、自分も開かなかったという人がいた。ここ、上海の五つ星ホテルですよ。でも、この大雑把さも中国ですね。


上海・マリオットホテル

朝のホテル前