付録です

「アクセス講座」

クリーニング店請求書作成システム 1日目

エクセル住所録をインポートして、アクセスでラベルに印刷する 

  • リレーショナルデータベースソフト「アクセス」、その名前は聞かれたことがあると思います。しかし、実際に使いこなすとなると、「エクセル」や「ワード」のようにはいきません。アクセス独特の、テーブルやクエリー、フォーム、レポートなどが複層的に関連しあっていて、その概要をある程度理解しないと、なかなか使いこなすところまではいかないようです。実際、私のまわりの方で結構エクセルやワードに堪能なかたでも、アクセスは勉強してみたが途中で挫折というかたが多いように思います。

  • 「ピンさんのアクセス講座」では、あまり難しい理屈はともかくとして、実際に、簡単なアプリケーションソフト、ここでは「クリーニング店請求書作成システム」を実際につくる手順を紹介しながら、アクセスの概要を身につけていただければ考え、この講座を開設しました。何分にも、教えるほうがあまり達者ではありませんので、ここがわからない、ここは説明不十分だ、というところがあればご指摘いただければと思います。内容は5日間にわたる講座となっています。

それでは、はじまり、はじまり。


1 請求明細書の作成
2 伝票入力フォームの作成

【完成図】

 

それでは皆さん、頑張ってはじめましょう。

2日目
3日目
4日目
5日目

第1日目

  1. アクセスの起動
    • デスクトップ画面アクセスを起動し、アクセスのアイコンをクリックするか、「スタート」ボタンから「すべてのプログラム」を選択し、そこからアクセスをクリックして起動します。
    • アクセスが起動すると、下の画面から「空のデータベース」を選択して、OKボタンをクリックする。
    • ファイル名を聞いてきますので、ファイル名を「クリーニング店請求書作成練習」として、「マイドキュメント」か、他の適当なフォルダに保存してください。

  2. テーブルの作成 
    • まず「伝票入力フォーム」に必要な、テーブルを作成します。
    • 保存した「クリーニング店請求書作成練習」をクリックして、開きます。すると、下の画面が表示されますので、「デザインビューでテーブルを作成する」をクリックして、テーブルの作成にかかります。

    • まず顧客のデータを収めるテーブルの設計をします。テーブルの設計は、まず完成図からどのようなフィールドが必要かを考え設計していきますが、今回はとりあえず、あまりややこしいことを考えずに、下の画像を参考に、以下のように入力して下さい。
    フィールド名
    データ型

    フィールドサイズ

    顧客ID

    数値型

    整数型

    顧客IDに主キーを設定します(フィールドを選択して、ツールバーの主キーボタン【カギボタン】をクリック)。

    顧客名

    テキスト型

    50

    フリガナ

    テキスト型

    50

    郵便番号

    テキスト型

    50

    住所1

    テキスト型

    50

    住所2

    テキスト型

    50

    電話番号

    テキスト型

    50

    FAX番号

    テキスト型

    50



    • 作業をおえたら、テーブルの下の「閉じる」ボタンをクリックします。すると、下の画面で変更を保存するか聞いてきますので、「はい」をおします。「名前を付けて保存」で、テーブル名を、「T_顧客マスター」として「OK」ボタンをおします。「T_顧客マスター」が作成されていることを確認します。




    • 次に、上と同じ要領で商品を納めるテーブルを作成します。「デザインビューでテーブルを作成する」をクリック。以下のように入力して下さい。入力が終われば、テーブルの下の「閉じる」ボタンをクリックします。すると、下の画面で変更を保存するか聞いてきますので、「はい」をおします。「名前を付けて保存」で、テーブル名を、「T_商品一覧」として「OK」ボタンをおします。「T_商品一覧」が作成されていることを確認します。
    フィールド名
    データ型

    フィールドサイズ

    商品名

    テキスト型

    50

    主キーの設定はしません。

    単価

    通貨型



    • 次に、上と同じ要領で伝票のデータを収めるテーブルを作成します。「デザインビューでテーブルを作成する」をクリック。以下のように入力して下さい。入力が終われば、テーブルの下の「閉じる」ボタンをクリックします。すると、下の画面で変更を保存するか聞いてきますので、「はい」をおします。「名前を付けて保存」で、テーブル名を、「T_伝票サブ」として「OK」ボタンをおします。「T_伝票サブ」が作成されていることを確認します。

    フィールド名
    データ型

    フィールドサイズ

    伝票番号

    数値型

    整数型

    商品ID

    通貨型

    数量

    数値型

    整数型




    • 次に、上と同じ要領で伝票の主データを収めるテーブルを作成します。「デザインビューでテーブルを作成する」をクリック。以下のように入力して下さい。入力が終われば、テーブルの下の「閉じる」ボタンをクリックします。すると、下の画面で変更を保存するか聞いてきますので、「はい」をおします。「名前を付けて保存」で、テーブル名を、「T_伝票マスター」として「OK」ボタンをおします。「T_伝票マスター」が作成されていることを確認します。

    フィールド名
    データ型

    フィールドサイズ

    伝票番号

    数値型

    整数型

    伝票番号のフィールドに主キーを設定します。

    日付

    日付/時刻型

    顧客名

    数値型

    整数型

    消費税

    数値型

    整数型




    • 以上で、システム開発に必要なテーブルがそろいました。次に、テーブル間のリレーションの設定をします。


  3. リレーションの設定
    • テーブルの表示されている画面の空白部分で右クリックし、一覧から「リレーションシップ」をクリックします。



    •  リレーションシップの画面が表示されますので、右クリックから「テーブル表示」をクリックし、二つのテーブル「T_伝票マスター」と「T_伝票サブ」を表示させる。そして「T_伝票マスター」の伝票番号を選択し、ドラッグして「T_伝票サブ」の伝票番号のところへ重ねる。



    • 下の画面が表示されるので、「参照整合性」にチェックをいれ「OK」ボタンをクリックします。



    • 以下のように表示されていれば、OKです。
      ※下図のように「1対多」(1― ∞)にリレーションが設定されない場合は、「T_伝票マスター」の「伝票番号」に主キーの設定をしていること、また、「T_伝票サブ」の「伝票番号」には主キーを設定していないこと、を確認してください。




    •  これで、必要なテーブルがすべてそろいました。それぞれのテーブルを、クリックしてひらき、テーブルの表を確認しましょう。ただし下図と違い、現時点ではデータはまだ入っていません。





このテーブルをもとに、二日目の講座では「フォーム」作成にチャレンジします。お疲れ様でした。(二日目につづく)

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