平成16年10月10日(日)〜11日 (月)
 

上高地

 

秋の信州・上高地へ

10月の連休、心配した台風22号も9日に通過し、10・11日と紅葉の信州・上高地へ。

 第1日
 
台風一過の秋晴れを期待するが、朝から曇りの空模様。集合場所の社ジャスコ前へ。バスに乗車し30分ほどで空も晴れてくる。添乗員の方が、現地の空模様を携帯で問いあわせ、現地も晴れてきたとの回答あり。それを聞いて「ワーッ」と歓声があがる。中国道から名神に入り、京滋バイパスを通って草津の手前で再び名神に合流。渋滞もなく快調なバスの旅。ガイドさんから滋賀県野州町の三上山の説明がある。高さは432mで、その美しい姿から「近江富士」の名で親しまれている。この山にまつわる俵藤太の「むかで退治」の話をガイドさんがする。確か「太平記」で読んだな、記憶がよみがえってくる。運転をしなくてもいい気安さとガイドさんの案内など、観光バスの旅もいいなあとあらためて思う。

 中央道の諏訪インターで一般道に降り、霧ケ峰高原へ向かう。霧ケ峰は30分ほど前まで晴れていたとのことであったが、小雨が時々ぱらつき、まさに名前どおりの霧ケ峰。変わりやすい山の天気。


霧ケ峰高原1


霧ケ峰高原2

 「霧ケ峰」から「美ヶ原」へ。ここも霧が立ち込めはなはだ視界が悪い、風も吹いている。でも霧・風がなんだ!今年の夏は暴風のようなカムイ岬を歩いたぞ、もちろん歩き回ります。牛伏山頂まで約15分、霧と風の中、同じような物好きな方も結構いましたね、ただし、みなさん若い人ばかりでしたが・・・。


霧がなによ、風がなによ。これから歩いてやせるわよ


牛伏山頂


霧の美ヶ原を歩き回る一団


山頂への道

 

 「美ヶ原」から今日の宿泊先の「穂高ビューホテル」へ向かう。途中、交通事故のため道路が封鎖され、大きく迂回して約1時間遅れてホテルに到着。このホテルは、登山が好きな今の皇太子さんや紀宮さんがプライベートで利用されたこともあるとの説明があった。山の中にひっそりと建っている。皇太子さんも利用したとあって、さすがに設備はいい料理はうまい。遅い夕食を済ませて、温泉とサウナに入り、本日は終了

第2日
 
朝6:00に起きて、ホテルの周りの遊歩道を散策。曇りの空から、青空が顔をのぞかせている。ホテルの入り口のところから常念山への登山路が分岐している。

 
ホテルより常念山を望む

 
穂高ビューホテル

 
遊歩道からみえるダム湖

 
遊歩道から常念山を望む

 

 

 
本日の快晴を予感させる午前6:00の空

 

 8:00ホテルを出発、安曇野へ。安曇野は臼井吉見の小説「安曇野」で有名。『早春賦』の穂高川をわたり、ワイナリーへ。ここでワインやジュースの試飲。すべてのワインを一通り飲み、すっかりいい気分に・・・。ついで大王わさび農園へ向かう。

 


「早春賦」の穂高川

 
安曇野より北アルプスを望む


わさび農園

 今回の旅のメイン、上高地へ。梓川沿いに一路北アルプスへ。途中、ガイドさんの「ああ野麦峠」の案内に涙する。上高地の大正池で降車。上高地へはマイカーの乗り入れは禁止されている。バスかタクシーのみ。大正池で、道路に連なるバスの車列から次々と人が降りてくる。たいていの人はバスから降りるとトイレにいくので、大正池のトイレ前は長蛇の列。相当時間がかかりそうなので、とりあえず我慢して、梓川沿いの「自然研究路」を通って河童橋を目指す。熊笹に覆われている白樺や化粧柳・ブナの大木の林間を大勢の人が歩いている。まさに「老若男女」、ありとあらゆる人が上高地には来ています、これで風景さえ違わなければ、休日の神戸・三宮の繁華街とさしてかわりません。


梓川の川原にて

奈川渡ダムのダム湖


穂高連峰の山並み

 集合時間までおよそ3時間。散策したいコースは、大正橋から河童橋まで3km、河童橋から明神池まで3km、明神池から引き返してバスターミナルまで3km、道はそれほどの勾配ではないが、やはり山道なので所要時間はざっと3時間と計算する。それに昼食の時間もいれなければならないので、行程をすべて回るのはちょっと無理かなと思いつつ、行ける所までいって引き返すというピンさんお得意の「呑気モード」に決定。途中で昼食とトイレを済ませ約1時間ちょっとで河童橋へ到着。そのまま休まないで明神池をめざす、前を行く人をいい歳をした二人がどんどん追い抜いていく光景を想像してください。ピンさん・奥さんはクロスカントリー状態。


葉が見事な黄色に

 40分ほど歩きに歩き、明神池まであと0.9kmの表示のところまでたどり着く。時間的にはここで引き返すところですが、このまま帰っては心残り、奥さんにマイペースでゆっくりくるようにいって、ピンさんは半ば小走り状態で明神池へ。穂高神社奥宮の中に明神池はあり、そのまま明神池の畔へいこうとすると、「そこのお父さん」(あんたのお父さんではないぞ!)と呼び止められて拝観料250円を要求される。「ええーっ、こんなところでお金をとるの」、いっぺんに興ざめ。こんな大自然をお金をとってみせる心根がいけません。金をとって見せるか!と、お金が惜しいわけではありませんが、そのまま明神池を見ないで引き返す。そこへ、奥さんが無事到着、頑張ってここまで来たんですね、感心、感心。


梓川の向こうに見える焼岳

林間をひたすら歩く

やった、9kmを歩き通したよ

河童橋にて

 時間が切迫、また来た道を再びクロスカントリー状態(途中写真も撮りながら)でもどります。集合20分前に無事到着できて、一安心。奥さんの万歩計は1万8000回余を表示!まだまだ若いものには負けないぞ!


梓川と穂高連峰

梓川と穂高連峰


梓川にかかる河童橋

 後は家まで帰るだけ。上高地から下りる道路や高速道の渋滞などで、社帰着は大幅に遅れ午後11:30となる。明日から仕事に精を出しましょう。


今回お世話になった播州交通の観光バス。ご苦労様でした。