平成16年8月20日(金)〜22日 (日)

北海道旅行

 

 今回ピンさんは2回目、奥さんは初めての北海道旅行。

 当初考えていた中国旅行が催行人数が揃わずだめになったため、遅ればせながら北海道旅行をインターネットで探して申し込む。フリーで2泊3日の行程。

 昨日台風が通過した北海道へ伊丹から出発、出発時に飛行機の機体整備で1時間の遅れ、札幌についてからは千歳―札幌間の高速道路が事故のため閉鎖。台風は通り過ぎて雨もやみそちらの影響はなかったが、混雑する一般道を通って、札幌のホテル着が大幅に遅れる。昨年の北海道・定山渓への旅行でもコンピュータシステムの混乱で伊丹からの出発が3時間以上も遅れたイヤな経験が頭をよぎる。北海道は鬼門か?

 北海道といえば「道路は広く、信号もあまりなく、車も少なく、一般道でもスイスイ」というイメージを持っていましたが、これが意外と国道も思うほど広くなく、結構混雑していて信号も多かった。

 

第1日夜 札幌「すすきの」にて

 ホテル到着後すぐに食事をとりに「すすきの」の繁華街へ。今回の北海道旅行の楽しみの一つはもちろん食事。旅行案内を頼りに、歩いて5分ほどのところにある大通りの「はこだて」へイカそうめん、つづいて「海鮮丼」 ― これはうまい。口にほおばると、いくらとサーモン、マグロなどがご飯とまざって、なんともいえない甘さが口にひろがる、あーっうまい!思わず口にでる。あとは「ほっけのひらき」とジャガイモでビールを痛飲!でも「ほっけのひらき」とジャガイモの味は、昨年の定山渓の地元の食堂に軍配があがるかな。

 店を出るがなにか足りないな。そうです、札幌といえば「ラーメン」を忘れてはいけません。ラーメンを食うぞと、旅行案内で見たすすきの交番横の「ラーメン横丁」へ向かうが、ビールをのんで汗をかいているピンさんは店を出ると寒くてがたがた震えだす、それほど寒い。やはりここは北海道。あまりの寒さに我慢できず途中の店に飛び込み、「味噌ラーメン」。これがまた旨かった。はじめはラーメンに行こうと意気込んでいた奥さんですが、ここではさすがに食べ切れませんでした。ラーメンで身体を温め、そのまま急いでホテルへ帰ります。1日目終了。

第2日 道央周遊

 

ホテルから快晴の朝

 ホテルの窓から、快晴の朝。午後から天気が崩れるとの予報が考えられないぐらい晴れ渡る空。本当に雨が降るの?7時30分、ホテルを出発。国道230号線を南へ、定山渓を通り原生林をぬって中山峠を目指す。中山峠から雲のかかる羊蹄山を望む。
中山峠から一路下り道、羊蹄山を見ながら京極町へ。



 

 京極町のふきだし公園、あちらこちらでさかんに湧水が噴出す様は圧巻です。観光客も多いが、多くの人がポリタンクに水を入れ、手押し車に積み込んで車まで運んでいる。これらの人は北海道の方でしょう。観光客らしき人に写真のシャッターをおしてもらって奥さんと記念撮影。ここはまた羊蹄山の登山口にもなっていた。「これから登ろか」とのん気なことを言って奥さんを怒らせる。「冗談、冗談」。一帯が湧水を中心に川や池・広場のある広々とした公園となっている。きれいに透き通った川や池が美しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「噴出し公園」から羊蹄山を横に見ながら倶知安へ。倶知安へは道道が通じていますが、これがまたほとんど一直線の道がズーッと続いている。これは見事です。左に頂上付近に雲のかかる羊蹄山が見える、雲の様子だと予報どおり低気圧接近の気配のようだ。

 雨上がりの倶知安市街を通りぬけ、日本海側をめざす。強風の吹きつける日本海側、雲が低く垂れ込め、雨がぱらついたりやんだりの空模様。

 泊村の「ニシン御殿」でトイレ休憩。岩壁の迫る海岸線、トンネルをいくつもぬけカムイ岬をめざす。このような光景がカムイ岬までつづく。

 強風の吹きすさぶカムイ岬到着。風吹かば吹け、波立たば立て!帽子が飛ぶ、ピンさんの髪も飛んでしまいそう(いや、飛ぶほどはありません)、身体も飛んでしまいそう。強風の中、うれしそうに笹の生い茂る草原状の岬を歩き回る二人連れ。岬の先まで遊歩道がついているが、今日は強風のため通行禁止の立て札が、残念。

 駐車場横のレストランで腹ごしらえ。ミニうに丼とミニいくら丼、ミニのためかいくらやうにが少なくてがっかり。夕食に予定する寿司に期待して、軽く済ませようとしたのが裏目にでたか。

 カムイ岬から積丹岬へ、こちらは日本のなぎさ百選に選べれているが、さきほどのカムイ岬の荒々しい光景に比べるととたいしたことはありません。普通の海岸かな、長居はせずに、余市へ向かう。積丹から余市への道筋には、店もほとんどなかったカムイ岬までの道とは違い、こちら側は「漁師直営」・「うに丼」・「いくら丼」の看板やのぼりが立ち並ぶ。こちら側で食べればよかったと悔やむ。

 余市は港町の雰囲気がただよう小さな田舎町。でもここで日本最初のモルトウィスキーがつくられる。ニッカウィスキーの工場を見学。広々とした敷地に木々が立ち並び、自然に恵まれたなかでつくられるウィスキーはいかにもおいしそう。ウィスキー博物館ではモルトウィスキーの試飲ができる。甘くまろやかな味がとろりとのどを通り過ぎる感触を楽しむ。ウィスキー博物館のほかレトロな雰囲気の喫茶店、一番奥にウィスキー、焼酎、ワインなどが飲める試飲館がある。ここには展望室があり、余市の市街や周囲の山々を見渡すことができる。この工場はなかなか見ごたえがあった。ウィスキー、焼酎、ワインとすべて一通り飲み、ここから運転は奥さんに交代、後は頼んだよ。見学途中から雨が本格的に降り出す。余市から小樽まで土砂降りの雨、雷がひかる。

 余市から小樽へ
 土砂降りの中、奥さんの運転で小樽へ。目的地がなかなか見つかりません。さんざん探し回って、いつの間にか「小樽運河通り」に出る、ラッキー。「小樽オルゴール館」前にレンタカーを置く。これが後でえらいことに。
先ほどまでの土砂降りの雨も嘘のようにあがり、夕方の小樽でやることは?そう、今回の旅行の最大の目的、北海道で寿司を食べること。オルゴール館・ガラス舘を見学した後、どこかうまそうな寿司屋はとあたりをキョロキョロ。運河通りには寿司屋や海鮮料理屋やビールを飲ませる店がずらりと並び、観光客で賑やか。ここはどう、あそこはどうとなかなか決まらない。優柔不断な二人ですが、そう言いながら歩き回るのも結構楽しい。歩き回ること30分、とうとう店が決まる。にぎり寿司を注文、「旨い」のただ一言、これしか言葉は見当たりせん、ああ幸せ!。

 小樽運河一帯の町並みは、完全に観光化されていてレトロなつくりに統一されている。

 買い物をしてから自動車のところへ。「アレッ」と奥さんの声、運転席側のドアがたてに10cmほどへこんでいる。多分隣に駐車した車がドアを開けるときにぶつけたらしい。当て逃げです、相手もわかりません。レンターカー会社に連絡をとり、その足で警察へいき、事故届けをだす。修理費は保険からでるとのことで、まずは一安心。しかし、休業費なるものを2万円支払わなければならないとのこと、とんだ出費になりました。

 ホテルに帰着するも二人はまだまだ元気、その足で夜の「すすきの」へ。ホテル近くの「キリンビール園」へ行くが、土曜日の夜とあってか超満員。30分待ちと聞いてあきらめる。昨夜行けなかった「ラーメン横丁」へ。「すすきの交番」の横から入る。しかし、ここも混んでいる。結局ここもあきらめて「つぼ八」へ。 タコのカルパッチョ・イカ焼きで焼酎ロックを2杯。前で居眠りしている奥さんを起こして、ほろ酔い気分でホテルまで。途中コンビニでカクテルとおつまみを買って部屋で飲む。今日は疲れました。ベッドに入ると朝まで熟睡。2日目終了。

第3日 支笏湖から千歳空港へ

 起床、5;30。風呂に入り、7時から朝食、7時30分ホテル出発、支笏湖へ。支笏湖へは第1日に行く予定であったが到着時間の遅れでいけずじまい。3日目に行くことになる。札幌から南へ、原生林の間を通る国道は日曜日の早朝で車も少なく、快調に飛ばす。バイクのツーリングや自転車旅行の多いこと、夏の北海道ならではの光景でしょう。峠をすぎて下り坂に入ると、やがて林間から支笏湖の美しい湖面が垣間見える。湖岸沿いに雄大な山々に囲まれた支笏湖を眺めながら国民休暇村へ。
 眺めを楽しんだ後、千歳空港へ。ここも原生林のなかを真っ直ぐな道が千歳まで続いている。これは見ごたえ、運転のしがいがあります。

 自動車を返却し空港へ。空港ターミナルにも「ラーメン横丁」が。4・5件の店がある。かかりの店に入り、「コーン味噌バターラーメン」を注文、でもうまくなかった。あらためて「すすきの」のラーメンのうまさを思い知る。あと売店で、「石狩弁当」と「三色弁当」を買い込んで飛行機に乗り込みます。私は「石狩弁当」、これは当たり。奥さんはいくら・うに・ホタテの「三色弁当」、これはハズレとのことです。

 さあ、これでピンさんの夏休みのしめくくり。何年かぶりに本当に楽しく遊んだ夏でした。帰って体重をはかるのが恐ろしい!