イギリス庶民の心意気

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 ルネサンス9  
 きょうは、イギリスのロンドンの話から始めたい。  
 第二次世界大戦、侵略者・独裁者のヒトラーからの攻撃が始まる。大戦の初頭、ナチスは、ロンドンを大爆撃。多くの被害が出た。あるデパートも、入り口の一部などを破壊された。あくる朝、その入り口のところに大きな看板が立っている。こう書いてあった。 「本日より、入り口を拡大いたしました」と。かえって入り口が広がって、皆が入りやすくなりましたよ、というのである。  
 まさに庶民の力である。知恵である。凶暴なナチスに対して、庶民は"やるなら、やってみろ!私たちは、断じて正義の戦いを勝ってみせる!"という心意気であった。この看板を見ながら、ロンドンっ子が集まって、爆笑するやら、喝采するやらそういう光景があったという史実がある。朗らかな民衆にかなうものはない。どんな権力者にも、民衆を抑え付け、勝利したためしはない。      

 


 

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