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アレキサンダー
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2004年 アメリカ
監督 オリバー・ストーン
主演 コリン・ファレル、アンソニー・ホプキンス、アンジェリーナ・ジョリー
か大金をつぎ込んでつくったわりに、不評であった作品だが、立花隆氏の次のような評もあり、じっくりと見逃したところを確認しながらもう一度観てみたいと思う。
「この映画には一見しただけでは見逃すにちがいない、細部にいたるまで作りこまれた構造があるということを教えることだ。その大半は作品の中で絵解きされることなく、わかる人だけわかればよいという形で放り出されているから、この映画は見る人のレベルで見えてくるものがちがうということをいっておきたい。」
しかし、観た後の印象は、私もあまり後味の良い映画ではないなというのが実感であった。それは、アレクサンダーと彼の親友とのホモセクシャル風な描き方に抵抗があったこと、また彼があまりにも自分の感情に左右されて行動するので、あれで本当に人々を魅きつけてインドまで遠征することができる人物なのだろうかと思ったしまったことなどである。映画で描かれるアレキサンダーが身の危険をものともせずに軍隊の先頭にたって戦う場面や、アレクサンダーの述べる理想、バビロン入城後にダレイオス3世の家族を保護する場面でのアレクサンダーとは、なかなか自分の気持ちの中でつながらなかったのである。