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めぐりあう時間たち
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2002年 アメリカ
監督: スティーブン・ダルドリー
出演: メリル・ストリープ、ジュリアン・ムーア、ニコール・キッドマン2002年度 アカデミー賞 主演女優賞(ニコール・キッドマン)
ヴァージニア・ウルフに対する知識があって、この映画の意味がよく理解されるんだろう。でもはじめは「これ、何の映画」と思いながら観ていたが、しだいに見入っていく。
ヴァージニアの「ダロウェイ夫人」を軸に、ストーリーが展開していく。冒頭は、ヴァージニアの自殺の場面からはじまる。
1923年、小説「ダロウェイ夫人」を書くヴァージニア・ウルフ。
「人生から逃げたまま、平和は得られないわ」
1949年、小説「ダロウェイ夫人」を読む主婦ローラ。
ローラの子どもは、彼女不安を感じ取っている。
現代に生きる「ダロウェイ夫人」というあだなのクラリッサ。
クラリッサは、エイズに感染した作家リチャードの面倒をみている。
彼は、彼女の前で飛び降り自殺をする。「君のため、死なずにいた。でももう行かせてくれ」という言葉を残して。
リチャードは成長したローラの息子であることが後半でわかる。時をこえて、三者三様の女性の姿が「ダロウェイ夫人」を軸につながっている。