目次
▼楽しかったあわしま海とのふれあいフェスティバル ▼サンフランシスコ湾岸環境調査 ▼エコエッセイ#10 アメリカは今 ▼《第27回全国公害被害者総行動デー 2002.6/6 7》 に参加しての感想 ▼書籍紹介 ▼播磨灘を守る会 青木敬介様より ▼インフォメーション

第155号 2002年7月発行







− 楽しかったあわしま海とのふれあいフェスティバル=|

ご参加いただきました皆さま、本当にお疲れ様でした!瀬戸環連30周年プレ行事の「粟島フェスティバル」は、おかげ様で、150人を超える参加者のもと、以下のような行事を行い、成功裏に終わりました。参加された皆さん、ボランテイアで裏方を支えて下さった皆さん、そして指導や出演でご協力していただいた皆さん、行事カンパへご協力下さった方々に深く感謝いたします。

第1日目 2002年 7/20(土・祝)海の日
午後より   西浜にて ビーチクリーンアップ活動
オープニング (鯱の太鼓) ・ 胸像祭(西村忠行弁護士胸像)
海辺のイベント
        ●渚観察会 ●水泳教室 ●ヨット試乗 ●カヌー試乗
屋台にて夕食後、 夜は野外ステージにて交歓会 / バー瀬戸内 開店
太鼓演奏、うたごえ、トランペット等 / 子供花火あそび 

第2日目 7/21(日)
朝、ラジオ体操 ― 屋台販売朝食後、自由行動
●城ヶ山登山 ●海事博物館見学 ●魚釣り ●海上タクシ−島めぐり
●海水浴 ●散策 ●西瓜割り・宝探し
昼、屋台販売昼食の後、 閉会

☆★☆ 3食連続で炊出し隊で応援下さったのは、明石市二見にある、神戸医療生協・ひまわり診療所のデイケアボランティアサークル『ほのぼの会』の皆様。美味しくて安いネ!と大好評でした ☆★☆

瀬戸内を守る明石市民の会の川路政行さんから、粟島イベントの写真アルバムと録画ビデオも事務所へ届きましたので、これもまたぜひ観る機会を作りたいと考えております。今年の瀬戸環連は、創立30周年を記念した行事が続きます。これまでに3回実行委員会を行ない、準備を進めてきました。先月には、サンフランシスコ湾岸の訪問調査をし、そして今回の粟島海とのふれあい<tェスティバルを終えましたが、10月19〜20日の土・日曜には、明石か神戸にて30周年記念集会を予定しています。今からスケジュールのご都合をつけていただき、ぜひご参加下さいますよう、心からお願い申し上げます。

参加者の声 ・・・ 初めてヨットに乗り、操縦もさせてもらって良い思い出になります / カヌー体験楽しかった / 夜の交流会が良かった / 初めて粟島という素敵な場所へ来れて良かった / 屋台販売の食事が美味しかった/ いろんな方面から参加した人々と交流でき心が元気になった / 会社とは違い、このダラダラした感じが環境運動団体の良さなのかも・・・ (ガーン)/ 島中グルグル歩き疲れた(着いたと思ったら定員〆切だったり、まだ始まらず時間待ち…)/ 元山さんご夫妻がすっかり島の人間となって島に溶け込んでいらっしゃるので驚きました。 / 西村先生というのは、やはりすごい先生です。今回もこうして皆を引き合わせて下さった / 出合った者同士 連絡先教え合いました・・・等々。事務局の力不足で参加者の皆さまに何かとご迷惑・ご心配をおかけしたことを心からお詫び申し上げます.

兵庫県姫路市  西播センター合唱団・民謡集団「鯱」 事務局 豊原洋美さん
「20日はお世話になり、ありがとうございました。“事前にもっとしっかりプログラムを把握”して、“準備ももう少し工夫を凝らす”など、今になって反省することが多く、スタッフの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。が、また何かありましたら、お声をかけて下さい。本当にお世話になりました。ありがとうございました。」

兵庫県神戸市 芳野通弘様・ひろみ様 
「粟島フェスティバルご苦労様 楽しく面白い夏の二日間でしたよ。平均年齢が高く、大変でしたでしょうけれど、その分皆のんびり(大人だから)しているから良かったですよ。」

兵庫県西宮市  遠藤勝嘉 様 
「先日のあわしま“海とのふれあい”フェスティバルの成功、誠におめでとうございました。私は、環境への自覚も乏しいままに元山夫妻の友人というだけで参加をしましたが、とりわけ往復の車中での皆さんの自己紹介や、感想を聴いておりまして、人々がいろんなところで環境を守るたたかいを誠実にやっておられることを知り感激すると共に大きな収穫となりました。不特定多数の皆さんをまとめることは大変なご苦労であったと思いますが、本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。四月から大阪自然史博物館での地球環境大学の講座を受講していますが、今回のフェスティバル参加を機会に地球環境を守る自覚的な市民になりたいものと心に誓っています。ありがとうございました。」

兵庫県西宮市 大野亮三様・恵子様
「高退教の通信で知りましたが、夢のあるイヴェントが計画されているのですね。その旺盛な意欲には全く脱帽です。私たちも今少し元気であれば、足手まといになりながらでも少々のお手伝い程度のことはさせて頂かねばならないのですが、なにせ二人とも障害者手帳を持ち、介護保険でヘルパーさんに手伝って貰いながらの日々ですので、到底間にも拍子にもあいません。くれぐれもご無理をなさいませんようお仲間の皆さんと楽しんで準備をお進め下さい。」

神戸市  きたかぜことね 6才
「7がつ20かどようび あわしまにりょこうにいったよ あわしまはたのしかったよ。 かいひろいしました。かにもみました。あわしまでとまったし、あさはうみでおよぎました。あわしまにいったのはたのしかったけど、ざあざあ あめがふってきました。ふくがぬれました。でもきもちよかったよ プールみたいできもちよかったよ 」






サンフランシスコ湾岸環境調査

瀬戸環連 事務局長 小 沢 秀 造

 瀬戸環連では本年6月15日から21日にかけてサンフランシスコ訪問を訪問してきました。参加人員は11名でした。これは日米湾岸の環境実態と保全条例の比較と提言活動のためのものです。
 ハーヴィ・シャピロ先生が訪問先のセッティングなどのお世話をして下さいました。BCDC(ベイコミッション)での行政と住民との時には対立を伴う協力のあり方について大変興味深い話を伺うことが出来ました。セイブザベイでは、カヌーに乗っての環境教育の実際を経験し、住民の同意がない限り、100エーカー以上の埋立が出来ないという提案が法的効力を獲得した経過、作戦などの話を伺うことが出来ました。エスチュアリープロジェクト、インスティチュートの歓迎ぶりなどは嬉しい限りでした。住民運動をしている老夫婦の現場の案内、自宅での歓待にも感激しました。保全運動の3人の女性の内の一人、シルビア(Sylvia McLaughlin)さんとバークレーの自宅で交流できたのも貴重な経験でした。
 ミチゲイションという開発をする場合に、代償措置をとるという知ったことも、直に聞いただけに、強い印象がありました。日本の実態も紹介してきました。真摯な関心を示される人も何人かいました。  調査の結果は、まとめて発表いたします。参加者もニュースに投稿されるでしょう。皆さまのご協力のおかげで、物を紛失される方やきびしい病気を患う方もおらず、楽しく調査できました。最後になりますが、予約や通訳に苦労された釘宮延恵さん、日本の現状、運動について翻訳してくださった玉田真知子さん、現地でいろいろご配慮してくださったノーチラスインスチュートのサンディ・バフェットさんに感謝いたします。
( 写真:左からシルビアさん、釘宮さん )
調査に参加された方は、以下のとおりです。五島康治、小山英二、高山進、荒尾立夫、羽口幸雄、後藤安子、芳野通弘、釘宮延恵、ハービーシャピロ、玉田真知子、小沢秀造(敬称略、順不同)






エコエッセイ その10

・・・ アメリカは 今 ・・・

玉田 真知子

6月に湾岸調査で米国を訪問したので、その時のことを思い出しながら、アメリカのことを考えてみた。数年前にNYを訪れてから、本土の土を踏むのは久しぶり。西海岸のほうがなんとなく素朴で明るい。バスでサンフランシスコ対岸のサウサリートにバスで行くとき、ゴールデンゲートブリッジを渡る。右に湾、左に太平洋を臨むのだが、その壮大で美しい眺めに心が躍る。
湾保全運動の創始者たるおばあちゃま、その人が発端となってできたNGO,そしてそのNGOが発端となってできた公的機関は、湾の埋立に権限を持つれっきとした役所。このBCDCの許可を受けずに、工事はできない。この機関ができてから、サンフランシスコ湾の埋立はない。過去に湾の湿地は殆ど埋め立てられ、農地や宅地にかわってしまったのだが、過去の罪を贖うために、かなりの努力を米国人はしている。湿地の回復、野鳥の保護、コンクリートで埋め立てた地を土そのものに戻している軍基地。大阪湾でいらないはずの臨海地域をせっせと埋め立てている日本はいったいなんなのだ。ゼネコンの中でも土壌汚染除去や、自然回復、緑地造営などに技術をもつ会社は、これから必要とされるし、のびてゆくだろう。
が、アメリカもいろいろ問題があって、エンロンというエネルギー商社が役員と監査法人の結託した粉飾決算をし、潰れた。グリーンエネルギーの旗手、新しい電力事業と期待していたのが、カリフォルニア州の電力不足の折に、石油を売り惜しみした。電気が止まったら、死者が出ることだってある。社会責任という感覚がない。役員の給料はストックオプション方式で、頑張ればすごいボーナスになるという新しいやる気おこしの方法だったのに、頑張るどころか、営業不振を粉飾決算でかため、社員にはストックオプションで持ち株を売るなと言っておきながら、役員は売り逃げ。結託した監査法人のアンダーセンもつぶされたが、ブッシュ大統領や共和党はそんなことは知っていたにちがいない。ゴア氏との大統領選も、私は八百長だったと思う。あのような僅差になるはずがない。手作業で数え直しなんておかしいではないか、はじめからやり直すべきだったのだ。
京都議定書のCOP3を退いてしまったブッシュは、米国は広すぎて自動車がないと移動できず、CO2の削減は無理だと思ったのかもしれない。又、バラードとGMという軸でこれから燃料電池を作っていくから、CO2は減るのだと考えているのか。米政府が無策なわけはないと思うのだ。あるいは地球温暖化の原因はCO2のみではないと考えているのか。






《第27回全国公害被害者総行動デー 2002.6/6 7》
に参加しての感想

*** 環境省(環境管理局水環境部閉鎖性海域対策室)との交渉 ***

 霞ヶ関に行ったのも、環境省の建物へ入ったのも初めてであるが、予想外に、省は国民に対して開かれているような気がした。むしろ県のほうが、私が松くい虫に関して意見を言っても、まともに対応してくれなかったという印象がある。もっと省に頻繁に接触し、国民の意見を提示するべきだ。だが国土交通省のこれまでのやり方がかわらないと、環境省があっても、自然の保全は進まないだろう。環境省が強くなって、成長して、有能で誠実な省のバリバリの役人が増え、国土交通省と対決してほしい。一応環境省へ奉職する以上は、国の自然を守ろうという誠実な意図があるはずであるし、有能な人材がそろっているはずである。閉鎖性水域対策室の方々が、室長以下皆同じような目つきをしていたのが、印象深い。  ( 事務局 玉田 真知子 )

*** デモ行進・総決起集会 ***

 今年で2度目の参加でした。炎天下、ビルが建ち並び車が行き交うなかを瀬戸環連のたすきをかけ、先頭車のシュプレッヒコールに声をあわせて行進しました。大気汚染や騒音公害の被害患者の会の方々が全国から大勢参加されていました。シュプレッヒコールは全部で20種類あり、それを繰り返していました。たとえば「自然環境を守れ!」「国民のいのちと健康、環境を守れ!」「国は、公害被害者を救済せよ!」「国は、環境行政を強化せよ!」など、ひとつひとつ大事な要求の声です。何も言わず黙々と汗を流しながら歩く人や叫んでいる人、いろいろでしたが、どこか型にはまっているなと感じました。あれはもっと工夫して、道行く人々の胸に届くように響かせることが出来たら素晴らしいだろうと考えながら歩きました。 夜の日比谷公会堂での総決起集会は初参加でした。東京から神戸へ日帰りしなければならなかったので、プログラムの半分少しで退場しましたが、人々の熱気であふれていました。大気汚染裁判や薬害ヤコブ病被害裁判で闘っていらっしゃる原告の方が、スライドが映されている舞台に立って発言なさっているのをじかに聞いたことで、その被害の深刻さ、遺族の方の思いを自分なりにわずかでも理解できたので、参加して良かったです。( 事務局 北風美奈子 )






書籍紹介

海辺のともだち みつける・たべる・あそぶ

構成/松岡達英 絵と文/下田智美 偕成社/定価1500円税別 36頁
こども向け絵本(自然と友達になろうシリーズ)
「森の仲間たちが、海へ遊びに来た・・・!海辺の植物・生き物の紹介、観察のヒント、遊びいろいろ、海草料理レシピ、可愛く綺麗で丁寧なイラストに、こまかい説明がついています。危険な海の生き物の紹介もあり、本文中に出てくる生き物たちの五十音索引付きです。大人も充分楽しめ学べるステキな絵本です(おすすめです。北風)」

詩 集  海 の 夢   羽生槙子 著   武蔵野書房/1200円税別

・・・ 数々の詩集・エッセイの本を出版されていらっしゃる羽生槙子さんの新刊です。 (あとがきより)・・・自然破壊と戦争は似ている。戦争は最もひどい自然破壊であり、その自然には人も含まれる。少数の人間がどう反対してもその破壊を止めることができないところも似ている。・・・ 人が戦争をしなくても生きてゆける生き物かどうかを、死ぬまで考え続けなくてはならないのだろうか。「人が、戦争を?まさか」と人に笑いとばされるような、平和な社会を生きてみたいものだと思う ・・・ 瀬戸環連へ寄贈いただきました。羽生様、ありがとうございました。「わたしの海辺2」「空襲の夢」を読んでいて、どきっとします。






播磨灘を守る会 青木敬介様より 

・・・ 大阪湾・播磨灘関係住民団体・個人合同会議 参加よびかけ ・・・

「 昨年来、明石海峡周辺で、人命にかかわる問題が多発し、神戸空港の工事も 強行されています。また、それらを覆い隠すための悪法が秋の臨時国会で成立する おそれがあります。このような状況をふまえ、皆さまにお集まりいただき、今後一致して活動出来る点を、ご協議願いたく存じます。」

 日 時  8月17日(土) 午後2時〜5時
 場 所  神戸市、レバンテ垂水2番館 (神戸市立垂水勤労市民センター)
      電話 078−708−8901 (JR垂水駅 東北100m)

 議 案 1. 「神戸空港」工事への対応  2. 大蔵海岸・舞子海岸埋立地の検証
     3. 大阪湾・播磨灘の生物の状況 4. 「自然再生推進法」案への対応
     5. 「瀬戸内海保全法」の改正へのとりくみ   6. そ の 他

 連絡先(参加申込): 播磨灘を守る会 
Tel 07932−2−3657  Fax 07932−2−8855






インフォメーション

・・・新会員紹介・・・

兵庫県明石市  三宅 安雄 様
会員の田端様からのご紹介で、粟島行事へ参加して下さり、入会なさいました。よろしくお願いします。

・・・ 30周年行事募金・瀬戸環連活動カンパ等にご協力いただいた方々 ・・・

西村進  中田勝久  三宅虎雄  竹安正則  日野雅春  吉俣耕二
大野亮三・恵子  北井千代子  菅原平  三船正  志方正勝  小畑清之
坂部喜代子  宇佐見  梶正弘  飯田増夫  藤本  小澤房雄 
(順不同・敬称略)
ありがとうございました。


事務局会議のお知らせ

( 18:30〜 ) 見学自由、お気軽にご参加を。

8/19(月)、8/28(水)、9/11(水)、9/27(金)、
10/8(火)、10/16(水)、11/5(火)

※ 事務所は、8/13〜16までお休みです。

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瀬戸環連ホームページ更新中です!
ご意見、アドバイスお待ちしています。

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第25回瀬戸内シンポジウム(山口)

日 程:2002年8/31(土)〜9/1(月)シンポジウム
9/1(日)〜9/1(月)現地見学会
連絡先: 日本科学者会議山口支部事務局
 Tel 083−933−5833(山本)
主 催: 日本科学者会議瀬戸内委員会・瀬戸内の環境を守る連絡会

8月25日(日) 「兵庫県民ECOフェスティバル」

会 場 ・・・ 兵庫県中央労働センター 県庁北西側
参加費 ・・・ 無 料
連絡先:県民ECOフェスティバル実行委員会
神戸市中央区海岸通4−4−9
ECOクラブ内
電 話: 078−341−7593

展示コーナー公開    11時〜14時
パネルディスカッション 14時半〜16時半

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「小豆島環境と健康を考える会」主催

アースデイ小豆島ービーチクリーンアップ
日 時:  9月8日(日) 午前9:00〜11:30
場 所:  池田町三都半島の蒲野(かまの)
連絡先: 富田恒子 Tel&Fax:0879-62-1689

※10時から
三都公民館(元三都小学校)でお話があります。
今年で6回目。皆様の参加をお待ちしています。



編集後記

 皆様お元気ですか。サンフランシスコ湾岸調査訪問、その報告書作成、粟島行事、30周年記念行事実・委、HP更新にニュース発行、事務局会議、今月末の瀬戸内シンポ等、このところ事務局はパンクしそうにドタバタしています。 ホームページを通じ瀬戸環連を知った小学校の先生から、総合学習として問合せが入ったり、韓国のTV局の訪問取材を 受けたり、昨年初めてエメックス会議で実現したNGOフォーラムのフォローアップ事業が始動して、瀬戸環連も参加しています。粟島行事で大勢の人とふれあって、もらってきた元気で頑張ります。  (風)